CKANをMacにDockerでインストール

自治体オープンデータカタログサイトや政府のデータカタログサイトで使われているオープンソースのデータカタログ作成ツールCKANを試してみました。

CKANをMacにインストール

CKANはDrupalをもとに構築されていて、そのデータはPostgreSQLに保存されます。これまでMySQLしか触ったことがないので勉強のために実際にインストールしてみました。

インストールについてはこちらの記事が大変参考になりました。

上記の記事にもありますが、CKAN公式サイトに掲載されているドキュメントにあるインストール方法のうち、今回はDockerを利用してインストールしました。

マシンスペックはMac mini (M1, 2020)8GB、OS12.3です。

引っかかったところ

公式ドキュメントと上記の記事に従ってインストールは簡単にできましたが、下記のところでひっかかりました。

■空いているポートを割り当てる

CKANに割り当てるために空いているポートを検索して設定する必要がありました。これは一旦仮のポートで設定するとターミナルで「そのポートは使われているからこのコマンドで確認して」とやり方の指示が来ます。

■CKANのホームディレクトリ

コマンドを打ってローカルディレクトリにCKANのファイルをダウンロードしてくるのですが、ホームディレクトリには一階層下のckanフォルダを指定します。

■production.iniファイルが無い

Step3の「Datastore and datapusher」の設定で説明通りにコマンドを打っても「production.ini」ファイルが空です。上述のページにあるようにコンテナに入って/etc/ckan/production.iniを直接編集しました。

サンプルコードとは違い、ckan.pluginsに追加するのは「datastore datapusher」だけにしないとエラーになりました。

ckan.plugins = datastore datapusher

■動作が遅い

マシンスペックが良くないからか挙動が遅すぎです。

■datapusherに接続できない

CSVをアップロードするところまではできましたが、データストアタブをクリックすると「エラー:cannot connect to datapusher」が表示されます。

「データストアへのアップロード」ボタンをクリックすると「エラー: Process completed but unable to post to result_url」が表示されます。

試してみての感想

CKANは多くのデータを公開するツールとしてデフォルトで使われているので、データカタログとしての基本的な使い方をするのであれば情報もありすぐに使えるツールだと思います。

一方で、かなりの技術的な知識が必要で、Wordpressのように誰でも簡単に使えるというものではありません。

これまでエクセルで各課が管理していたデータを自由度を持ってデータベース化するにはWordpress、出来上がったデータセットをオープンデータとして公開するには分類や検索がしやすいCKANのようなデータカタログ作成ツールという使い分けが良いと思います。

作成者: sgoto

スマートシティ開発コンサルタント&データサイエンティスト